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鷲津H様邸8/29上棟に向け着々と準備が進んでおります。

土台施工完了いたしました。ということで、今回は土台について解説します。

土台とは、建物を支える基礎と建物本体の骨組みをしっかりとつなぐのが、土台の役割になります。基礎はたいていコンクリート造のため、木材の土台を介した方が接合しやすくなります。また、建物本体の木材を地面の湿気から守るため、水に強いヒノキを使用し、さらにシロアリを防ぐ防蟻剤や腐食を防ぐ防腐剤を染み込ませます。

基礎の上に土台を設けるには、まずコンクリートが固まる前にアンカーボルトを埋め込みます。次に、アンカーボルトの通る穴を空け角材を水平に置き、上からナットで締め付けます。

(※アンカーボルト…基礎部分と土台部分を接合するためのボルト。)

そうすることで、地震や強風などで土台から上の部材がずれたり、浮き上がったりせず、基礎と土台が固定されます。

建物の荷重は、柱を伝って柱の底面に集中的にかかります。その重みによって、地盤が部分的に沈んだり、滑り出したりする「不等沈下」が起きることもあります。そうならないためにも、土台は重要。柱からの荷重を均等にし、基礎全体でバランス良く建物を支える働きがあるからです。